BLOG.MABATAKI.JP

2014.01.11

5LINKS2 165に乗っています。

初代モデルの頃からずっとウェブ制作を担当している5LINKS(http://5links.jp)ですが、その第二世代モデルとなる「5LINKS2 165」の展示車を開発者の方から頂きました。着実に改良が入っている今回のモデル、せっかくオーナーとなったので1ヶ月ほど乗ってみた感想をざっと書いてみようと思います。

ちなみに僕はtokyobikeの20インチモデルも持っていますが、自転車についてはあまり詳しくありません。乗り心地などはこちらとの比較の感想になります。(→TOKYOBIKE 20

1.よい所

折り畳んだ状態でスーツケースのように引いて(もしくは押して)歩けるという点が5LINKSの最大の特徴ですが、この折り畳み状態のプロポーションがとても美しいです。展開時もかなり自転車らしい堅実なシルエットになって、実際小径車であることを忘れるほど安定して走ります。
折り畳みと展開の動作は慣れが必要ですが、コツを掴んでしまえばかなり手早く行えます。(折り畳むより展開のほうがやや癖がある印象です)

その気になればすぐに電車に乗れるというのはかなり強力で、日ごろ腰が重くて立ち寄らなかった場所にも積極的に行ってみたいと思わせる乗り物です。

2.よくない所

約10kgという重量はやはり重いと言わざるを得ません。折り畳み状態の場合、海外旅行に行くときのような荷物をずっと引いて歩いているようなものですので、毎日長距離を引いて歩く必要がある方には向いていない可能性があります。

また内装ギアの165モデルは見た目以上に走る自転車ですが、さすがに外装ギアのtokyobikeと比べるとペダルが重くスピードが出ません。僕の場合tokyobikeなら片道10kmオーバーでもすんなり走れてしまいますが、165モデルで同じ距離を走ると休憩が欲しくなります。このあたりを重視する場合は外装ギアの169モデルの方がベターと思います。

3.総評

本格的なロードバイクなどを所有している方の2台目の自転車として、駐輪場の問題などで自宅や会社の室内に自転車を置いておきたい方にはかなりおすすめのプロダクトだと思います(敢えて理想をいうと、重さが半分になればより多くの人におすすめできるようになりそうですが)。
僕の場合は渋谷の事務所のデスク脇に常備していて、近所での打ち合わせや散歩に活用しています。

また、これは社会側の問題になりますが、輪行用カバー無しでそのまま電車に持ち込めるようなルールになるとよりストレスがなくてよいですね。カバーをかける作業さえなければ、自転車を降りてから1分未満で電車に乗り込める体制になるので、これはとてもすごいことだと思います。

それにしても新しい自転車が手に入ると、無性に春が待ち遠しくなりますね。