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2010.02.17

「エコ」ってもしかしたら面白いかも

上の動画は、”環境警察”が次々に環境に悪影響な行為をする人々を取り締まっていく中で、クリーンな新型アウディが颯爽と走り出していくというCM。

環境問題に傾倒した究極の未来像に対してのアンチテーゼなのか、それとも単純に新型アウディの「エコ」っぷりを宣伝したいだけなのか、どっちつかずになっている印象だよね。このCM。出てくる画面は明らかにブラックジョークなのに、BGMはとても爽やかでアクティブという不協和音。

言葉はくり返し使われていくと略語になって、その内キーワードになる。言葉と意味が広く人々に浸透していく伝言ゲームのような過程の中で、どうしても長ったらしくて小難しい説明は削ぎ落とされてしまって、最終的には誰でも簡単に理解できて使いこなせる(けどつまらない)道具になる。

「エコ」はすでに意味が単純化されすぎていて詰まらなくなってしまったキーワードだけど、このCMの中では「エコ」がさらにワンステップ単純化されている。「エコ=とりあえず良いこと」。

これよりも上のレベルがあるのかって疑問に思えるくらい、「エコ」はキーワードとして未だかつてない境地に到達しているような気がしてきた。そういう意味で、「エコ」と「エコ」の行く末にちょっと興味が湧いてきたかも。