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2009.10.21

ついにiMacが16:9のディスプレイを採用した

http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0910/21/news026.html

昨晩発表された新型iMac。今までの20インチ(1680*1050)と24インチ(1920*1200)から、21インチ(1920*1080)と27インチ(2560*1440)にラインナップが変更されたことが最も大きな点。

今までのコンピュータでいうところの”ワイド画面”とは16:10のアスペクト値が標準だったけど、最近はどうやらテレビと同じ16:9の方が主流みたい。そしてこの16:9という比率は、触ってみると意外なほどにこれまでと感覚が違う。コンテンツを視聴したり、情報を受け取るには良い比率なんだけど、何かしらのデータを制作する時にとても使い勝手が悪いのだ。

横使いの用紙をWordやIllustratorで表示する時はまだしも、縦使いを表示するとものすごく使いづらい。プログラムや文書を書く時も16:9は横が長過ぎて見づらい。まあこれはOSも含めたソフトウェアの画面が未だに4:3をベースに設計されてることが大きいんだろうけど。

つまりどういうことかというと、今回のモデルチェンジでiMacは”生産のためのコンピュータ”から”情報を受け取るためのコンピュータ”に用途が変化したというふうにも取れるということ。これは単純な見た目ではなくて、本質的に劇的な転換期なんじゃないかって僕は思う。

それと27インチが16万円台で買えることによって、多くのデジタルデータはとてつもなく柔軟にならないといけなくなる、っていうのも作り手にとっては頭が痛いよね。今の主流価格帯のコンピュータの画面サイズを見てみると、小さなものは7インチ程度で1024*600px、大きなものは24インチで1920*1200pxなんてのもあるけど、これをさらに27インチ2560*1440pxが想定される最大値を広げる。面積で10倍くらいの差がある中で、同じように観賞に耐えれるデジタルコンテンツ(映画とかウェブサイトとか)なんてあるはずがない。おまけにアスペクト値もバラバラだし。

元々そうだったけど、コンピュータ上での表現にスケールを与えることは更に難しくなってしまった。